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前例のないことにも果敢にチャレンジ
――人事においてもオンライン化を加速

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2020年09月17日

新型コロナウイルスの感染拡大は、私たちの働き方にさまざまな変化をもたらしています。業務のデジタル化によるリモートワークの導入は喫緊の課題となっており、ウエニ貿易においては人事領域でもオンラインへの取り組みを加速させています。「オンライン社員総会」を実施し、内製による「オンラインインターンシップ」や「社内報の動画化」にも取り組む坂田さんに、これまでのこと、そしてこれからのことを聞きました。

目次

リモートワークが浸透することで顕在化した課題

─ 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、皆さんはどのように対応されていったのですか?

われわれ人事労務部は組織上、経営管理本部に属し、つねに役員と顔を突き合わせながら仕事をしているわけですが、今回の事態に対する経営陣の対応は素早かったです。「まず確保すべきは社員の安全、そしてお客様に感染を広めないこと」として、営業部門の社員に関しては当初、なるべく出社を控えるよう指示が出されました。他方、バックオフィスの社員は、コロナ禍のなかで業務を進めるためにはどういった安全対策が必要かを皆で情報収集しながら、サーモカメラを導入したり、社内各所にパーテーションを設けたりと、細かなことを協力しながら進めていきました。なかでもシステム部の活躍はとても素晴らしかったと思います。これまで当社では産休・育休期間中の社員など、一部を除いてリモートワークを導入してきませんでした。にもかかわらず、システム部があっという間に全社員のリモートワークを可能にするシステム環境を整えてくれたことは、私も一社員としてとても心強く感じました。

─ 当初と比べれば、コロナ禍もだいぶ落ち着いてきたようにも見えますが、人事労務部としては現状をどのように認識されていますか?

とりあえず現時点で考え得る安全対策は講じてきたつもりですが、私たちとしてはこれで終わりではないと思っています。秋冬シーズンに新たな波が来るとも言われているだけに、「withコロナ」に向けた追加の施策というものをつねに考えながら、通常業務を進めています。現在は事業部ごとに可能な範囲でリモートワークを取り入れていますが、浸透するにつれて、人事労務部が率先して解決すべき新たな課題も見えてきました。

「距離感」が生まれて「温度感」を奪っていった

─ 見えてきた課題とは、いったいなんでしょうか?

当社が大々的にリモートワークを導入してこなかったのも、「個人ではなくチームで仕事をしていく」という風土を大切にしてきたからです。仲間と同じ時間、同じ空間を共有し、苦楽をともに分かち合うからこそ、そこに一体感や連帯感が生まれ、働く大きなモチベーションとなっていく、そう考えているからです。ところが、ひとたびリモートワークをはじめてみると、ふつうに仕事もできるし、通勤の負担もなくなりました。移動時間を仕事に充てられるため、業務効率も高まり、プライベートの時間も増えました。一見すると良いこと尽くしのようにも思うのですが、「でも何か満たされない」と感じる社員が増えてきたんです。それは結局、オンラインによって生じた物理的な距離の開きが、仕事から「温度感」を奪っていたんですね。リモートワークに関しては功罪、いろいろ意見があるかとは思うのですが、少なくとも当社においては皆の仕事に対する情熱、熱量が職場の「温度感」を高めていましたし、そうした職場で仕事をすることを日常としてきただけに、リモートワークではその「温度感」を感じられず、いま一つテンションが上がらないというのが社員の率直な思いであり、実際にそうした意見が人事の方にも届くようになりました。

─ それに対しては、どのような取り組みが必要だと考えていますか?

一つには、通常であれば職場で感じられる「一体感」「連帯感」を、リモートワークでも感じられるようにすることだと考えています。今年は新型コロナウイルスへの対応に追われ、気付けば夏も過ぎようとしていますが、例年ですと夏の終わりは半期に一度の社員総会が開かれる時期でもあります。そこで私たちは先日、ものは試しと「オンライン社員総会」なるものを開催してみたんです。当初は「3密」を避けるためにも社員が一堂に会する総会は見送るべきとの結論で早々に決着したのですが、「どうせ見送るくらいなら、試しにオンラインでやってみようか」「別に失敗したところで、社外の方々にご迷惑をかけるわけでもないし」と話が急展開しまして(笑)。このあたり、新しもの好きというか、何でも試さずにはいられない当社の社風、チャレンジ精神が発揮された部分だと思います。

一体感や連帯感を演出した「オンライン社員総会」

─ その「オンライン社員総会」ですが、どのように準備されていったのですか?

例年の社員総会の中身としては、各事業部の統括部長の話にはじまり、成績優秀者や永年勤続者の表彰式と続いていくのですが、最初のアイデアはこれらを個別に動画で撮影し、社員だけが閲覧できるウェブサイトに公開しようというものでした。しかし、部内で話し合っているうちに、「双方向のやり取りができたら楽しいのではないか」「ライブでやった方が臨場感も高まるのでは」といった意見も出て、最終的には録画を織り交ぜたライブ配信とすることにしました。テレビのニュース番組のように、人事労務部のメンバーが司会進行を務め、撮影した動画を順番に流していくといった具合です。

─ 撮影や編集に関しては、外部のプロの方々に依頼したのですか?

いえ、そこはあえて社内、というか私が主担当として進めていきました。というのも、私の本来の業務である採用活動も、今年は例年のような会社説明会が開けないこともあり、それに代わる手段として手製の動画を作成しはじめていた経緯があったからです。とはいえ、実際には私だけでなく、社内の有志が随所で力を貸してくれました。なかでも「各事業部による今期の振り返り」動画については、それぞれの事業部が作成依頼を快く引き受けていただき、しかも事業部ごとの色が出たコンテンツを作成してくれました。「オンライン社員総会」の開催趣旨を踏まえれば、これは本当にうれしい出来事でした。そこで私たちは浮いた労力を社内デザイナーの協力のもと、「業績優秀者のインタビュー」や「永年勤続者の表彰式」の動画作成に充てました。特に「永年勤続者の表彰式」については、対象となった社員に社長が記念品を渡す動画を流すだけでは面白くないので、受賞者による座談会を開き、その動画を流すことにしたんです。もちろん、座談会を開くにあたっては、「3密」とならないよう十分に注意したうえで、受賞者たちをよく知る私の上司がインタビュアーとなり、功績をあげるにいたるまでのさまざまなエピソードを語ってもらいました。

─ 社員の皆さんの反応はどうでした?

動画のライブ配信は約90分で、配信後にはアンケートもとったりしたのですが、そもそも社員総会というのは決起集会みたいなものなので、やはり「皆と一緒に同じ場にいたかった」という意見も何件かありました。でも、ポジティブな意見の方が圧倒的に多く、「各事業部による今期の振り返り」については、他事業部の社員から「課題や展望がよくわかった」「おもしろかった」との声が多く寄せられました。また、「永年勤続者」の座談会で語られた内容には、より良い仕事をしていくためのヒントがいくつもちりばめられており、私たち若手にとってはとても勉強となるものでしたね。

─ ちなみに、主体となって取り組んだ人事労務部の方々の感想は?

そうですね、社員全員で共有できるものをオンライン形式で提供できたことの意義は大きかったと思っています。オフラインの社員総会の場合、地方拠点にいる社員や出張中の社員などがそうであるように、必ずしも全員が参加できるわけではありません。でも、オンラインなら誰もが画面越しに簡単に参加できます。今回も皆が同じ動画を見たことで、一体感や連帯感を感じられたと思います。当面は「withコロナ」が続く以上、人事労務の領域においてもオンライン化、それによる新しい取り組みについて、積極的にチャレンジしたいと考えています。

オフラインとオンラインを上手にミックス

─ 具体的には今後、どのような取り組みを推し進めていきたいと考えていますか?

実はすでに着手していることでもあるのですが、私の主要業務である新卒採用の一環として「オンラインインターンシップ」に取り組んでいます。プログラムについては、まだいろいろ改良の余地があると思っていますが、それでも北海道や東北、あるいは関西や九州の学生の皆さんとも、画面越しであってもお会いできるようになったことは、とてもよかったと思っています。オフラインですと、なかなか首都圏以外の学生さんたちと接点を持つのが難しかったので。それともう一つ、採用とは別に「社内報の動画化」にも主担当として取り組んでいます。当社においては、従来の紙の社内報がちょっと形骸化していたのが気になっていたもので。これは「オンライン社員総会」の動画作成でも感じたことですが、動画というのは思ったほどには情報が詰め込めない反面、効果音やテロップなどの演出で、バラエティ番組のように面白おかしく、あるいはドキュメンタリー番組のようにシリアスに、トピックを印象的に伝えることができます。社員の肉声がそのまま流れるので言葉にも説得力がありますし、見る側の共感も得られやすい。同じ会社の若手社員である私がカメラを向けているので、出演する先輩社員たちが後輩社員を導くように語ってくれるのも、社内で好意的に受け止めてもらっている理由だと思っています。

─ いろいろとチャレンジしているみたいですが、原動力なっていることとは何ですか?

何なんでしょうね、自分でもよくわからないんですけど、とにかく仕事が楽しいんです(笑)。突き詰めれば、会社が好きで、社員が好きで、人事の仕事が好きなんだと思います。とかく間接部門の仕事というのは、ルーティーンを回していくようなイメージをもたれがちですが、当社においては間接部門の社員もチャレンジ精神旺盛です。人事においても、上司からは「会社を活性化させることなら、何でもチャレンジしてよし」「つねに組織を混ぜっ返して酸素を送り、硬直化している部分を解きほぐせ」と言われています。こうして生まれる何かで会社を前に進めていくことが、私たちの本分なのだと理解しています。せっかく着手しはじめたオンライン化でもあるので、デジタルツールの活用を自らのスキルとして伸ばし、オフラインとオンラインを上手にミックスしていくことで、社員のモチベーション、ウエニ貿易という会社の熱量を、もっともっと高めていきたいと思っています。

坂田(SAKATA)
2019年新卒入社/人事労務

高校、大学と、水泳の飛込競技に打ち込み、大学では体育会系で主将を務め、部員のコーチングに力を注ぐ。このときの「個人の能力や行動をコミュニケーションによって引き出す」という体験が、人事の仕事に興味を抱くきっかけに。一般に人事は経験を重ねた社員が配属されることが多いが、ウエニ貿易では若手でも主力として仕事ができる環境にあることを知り、入社を決意。本人の希望通り人事労務部に配属となり、「社内活性化」に向けたさまざまなアイデアを実行へと移している。

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