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独自の「UPT」という取り組み
――社内コミュニケーションの活性化が必要な理由とは?

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2020年02月13日

ウエニ貿易では毎月第1金曜日は17時に仕事を終わらせ、社内の食堂で社員の交流を目的とした集まり、「UPT(ウエニプレミアムタイム)」を開催しています。当該月に誕生日を迎える社員を皆でお祝いし、お酒やケータリングをいただきながら、異なる部署の人たちとの交流を促しています。運営責任者の加藤さんに、取り組みの必要性を聞きました。

目次

事業部の垣根を越えた交流を深めていく

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─ UPT、定着してきましたね?

「どのようにやっていきましょうか?」というところからのスタートでしたが、継続するにはコンテンツが必要と考え、誕生日をお祝いすることにしました。その月に生まれた人たちのために高級フルーツ店の特製ケーキを用意して、皆でお祝いをしたわけですが、振り返れば第1回目はそれだけでした。ノープランに等しかったですね。アンケートを取っても「ケーキがおいしかった」ばかり。これでは長続きしないということで、2回目は誕生日のお祝いに加えて、ゲームを取り入れることにしました。これはこれで盛り上がったのですが、今度は1回目よりも参加率が下がってしまいました。さあ、どうしようかということで、3回目はゲームの代わりに時計事業部に依頼をし、彼らにホスト役を担ってもらいました。以後、各事業部持ち回りで司会進行やコンテンツの準備、ケータリングのセレクトなどをしてもらい、われわれ運営チームはサポート役に回ることにしました。どうして時計事業部からはじめたかといえば、一番の大所帯であり、少なくとも彼らの参加が見込めるという打算が働いたからですが(笑)、これでようやく一つの形が見えました。

─ ホスト役を各事業部で持ち回りというのは、よいアイデアでしたね?

そもそもの目的が月に1回、仕事を早めに切り上げ、最上階の無料ランチが食べられる食堂で、お酒を飲みながら皆でワイワイとコミュニケーションをとっていこう、事業部の垣根を越えた交流を深めていこうということでしたからね。そのためには各事業部のことを知ってもらうことが大事だし、もてなしの仕方などに事業部ごとのカラーが出れば、それはそれで互いの理解も深まるだろうと思ったんです。



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毎月第1金曜日に開催される「UPT(ウエニプレミアムタイム)」の様子

同時に世代間の垣根も乗り越えていくために

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─ どうですか、ここまでの手応えは?

うーん、難しいですね。UPTの成果を求めようとすればするほど、若い社員、特に女性社員にとっては参加へのハードルとなってしまいますし、だからといって何もしなければ皆、見合ったままの状態となってしまい、お酒の力を借りても期待するほどにはコミュニケーションも深まりません。実は事業部間の垣根よりも、私は世代間の垣根をちょっと感じています。そしてこれは各企業が共通して抱える、現代の課題でもあります。

─ 世代間ギャップというのは昔からありますよね?

たしかにそうなのですが、いまはそれが如実です。育った環境が決定的に違います。大雑把なくくりとなりますが、昭和世代はアナログだけれど右肩上がりの経済成長を背景に、「競争」というワードのもとで育ってきました。他方、平成世代は経済が低迷するなかでデジタルによる効率化のもと、「共存」というワードのもとで育っています。結果、前者は情熱的なのに対して後者は冷静であることから、ここに温度差が生まれています。もちろん、本質的なところは個人差があるのでわかりませんが、傾向としてはそれが現れており、現に各社ともOJTなどでトレーナーとトレーニーの間に齟齬が生じているケースも見られます。


私は前職で高級レストランのマネジメントをしていて何度となく目にしてきましたが、スタッフたちが自発的に取り組むときにこそ最大のパワーが出力され、最高のパフォーマンスが発揮されます。こうした状況を生み出すためには、日ごろから互いのことを理解することで生まれる信頼関係が欠かせません。だから私は「UPT」を通じて、互いの理解を深める機会を提供していきたいのです。



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時計事業部がホスト役を務めた第3回UPTの様子

もしかしたら当社にしか実現できない姿かもしれない

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─ 加藤さんの「UPT」に対する想いが伝わってきます。

これは私が勝手に熱を入れているだけで、参加する社員は気にすることなく特製ケーキを食べ、シャンパンで乾杯し、ケータリングで食事をして、楽しく過ごしてくれればそれでいいんです。ただ願わくば、「UPT」をきっかけにいろいろな人と話をしてほしい。社内のコミュニケーションが不足すると、それを補うために決めごとが増えます。決めごとが増えると自発性が削がれます。自発性が削がれれば、最大のパワーは出力されず、最高のパフォーマンスも発揮されません。それでは仕事をしていても、楽しくありませんよね。

─ 「UPT」の先に、どんな理想像を描いていますか?

UPT」をきっかけにして事業部間、世代間をゆるやかに、しなやかにつなげていきたいと思っています。ですから、考えがあって「UPT」に参加しない社員には参加を強制するつもりはありませんし、参加する人も構えることなく素のままで楽しんでほしいと思います。そして意見やアイデアがあれば、どんどん私に言ってほしい。そこで生まれる意見交換もまた、立派な社内コミュニケーションです。私にしたところで「UPT」はビジネスではないので、つねに試行錯誤を続けていく不完全な集まりでいいと思っています。不完全な集まりをきっかけにして事業部を超え、世代を超えてコミュニケーションが活性化され、それこそ昭和世代の情熱と経験、平成世代の冷静さとひらめきが社内の至るところでつながれば、それはウエニ貿易の新しいパワーになっていくはず。もともとが社員同士のつながりを大事にしようとしている会社ですから、これまで以上に社員の交流が深まり、関係性が縦横無尽に構築されていけば、この会社は次のステージへとステップアップできるはずです。そしてそれは、もしかしたら当社にしか実現できない姿かもしれません。

加藤 (KATO)
2019年キャリア入社 / 人事労務

高級レストランに就職し、ウェイターからキャリアをスタート。その実力が評価され、スカウトされる形で著名人も多く利用する高級レストランのマネージャーとして店舗運営を任される。ウエニ貿易入社後は、職場づくり、働く環境づくりに注力してきた経験を買われ、人事労務で職場環境の整備を通じた組織強化を担う。

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