Ueni DX innovation CUP​ （UDIC）開催！

─　 Ueni DX innovation CUP​ （UDIC）とは

ウエニ貿易では、2020年より本格的にDXの推進がはじまりました。クラウドサービスの導入をはじめ、大きいものから小さいものまで各々効率化を進める中、会社全体として活用事例を共有し、さらにDXを加速したいという想いからUeni DX innovation CUP​ （UDIC）を開催することとなりました。

参加したのは全８チーム。データを活用し営業戦略提案を誰でも行いやすくした例や、顧客管理、時間的コストの削減などそれぞれのテーマでプレゼンを行いました。
外部からの審査員もお招きし、「技術」「定着化」「業務改善」「デザイン」「プレゼン」それぞれを5段階評価し、最優秀賞・審査員賞・視聴者賞を決定しました。

当日はテレワーク中の社員や関連会社の社員も視聴し、投票に参加できるよう同時にLIVE配信も行われました。

UDIC配信会場の様子

現場目線で取り組む改善事例紹介

─視聴者賞と審査員特別賞をW受賞　H&B事業部の活用事例

審査員特別賞と視聴者賞をW受賞したのは、Health&Beauty事業部の営業活動における5つのビフォーアフターでした。DXの定着に必要な「仕組み化」「可視化」「行動改善」の3テーマを大きく掲げ、数多くの改善事例を展開。例えば、これまで個人間でやり取りされていた情報の見える化を行い、数値情報を集積させることで、数値の見込みを明らかにするデータ活用を実現していました。また、横との連携を作ることにも繋がり、行動の活性化に貢献しました。審査員からも、単なる業務効率化にとどまらず売上・利益向上に向けて取り組む、惹きつけられるプレゼンテーションだったとの声が上がっていました。

─視聴者賞　数多くの事例を紹介した人事労務DX

視聴者賞に輝いたのは、数多くの事例を紹介していた人事労務部DX。日々の勤怠管理から、契約書や住民税の納付に至るまで、印刷が必要な紙での手続きやPDFでのやり取りをなくし、徹底した手入力の削減を実現。発表後からも「昔はそうだったよな」と声が上がり、今となっては当たり前になっているバックオフィスの変遷をたどる時間になりました。審査員の方からも、1案件で約900枚の用紙と20hの封入時間を削減するなど、可視化しづらいバックオフィスの業務ながらも削減効果を可視化し、業務効率化に対する貪欲な姿勢がうかがえたことに称賛のコメントが寄せられました。

卓越した活用事例に最優秀賞

─　ダッシュボードを活用した売上分析

UDIC初の最優秀賞に輝いたのは、時計事業部による売上分析から営業戦略までを仕組み化した事例。これまでエクセルで管理していた部分をダッシュボードに移行し、「グループ別」「得意先別」「ブランド別」など複数の指標で確認でき、粗利率の推移なども分析ができるように改善。運用サイクルにまで話は及び、審査員からは、「データの取り込みに留まらず課題に対するアクションに繋げている」「重要なPDCAサイクルを強く意識している」「デジタルを活用したコミュニケーションの質向上にも取り組まれている点が印象的」など称賛の声が相次ぎ、視聴していた社員からも、「『現場が思いっきり使い倒してる』っていうのが伝わる内容だった」と絶賛の声があがりました。

─　進化し続けるウエニ貿易DX

ウエニ貿易初のUeni DX innovation CUP​ （UDIC）は、DX推進への現場の熱量が伝わるプレゼンテーション大会となりました。また、UDICで発表された他事業部の活用例を元に新たな活用アイデアを生み出すDXサイクルの転機となったと感じています。UDIC2022に、早くも期待が高まるばかりです。