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社内の「見える化」に挑む!――デジタルトランスフォーメーションで巻き起こした変化とは?

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2020年06月26日

これまでウエニ貿易の営業活動は、個々のスキルにまかせており、売上ベースでの分析は行っていましたが、どのような営業活動をしているのかみえてこないという問題がありました。営業活動の見える化、作業の効率化、提案力の強化、さらには、がんばりの見える化、エンゲージメント(やりがい)の向上を目的として、ウエニ貿易初のデジタルトランスフォーメーション(DX)案件として、Salesforceを導入。予想以上の効果を実感していると宮本さんは話します。

目次

システムの導入後、半年で進んだ全業務の「見える化」

─ たくさんのシステムを担当されているんですね。

販売管理システム、物流システムなど社内の基幹システムの保守や改善要望に対し応えていくことが主な仕事です。常に実際に利用している社員の声に耳を傾けることで、業務効率化や機能改善に繋がるよう努めています。

一つの仕事だけをするのではなくさまざまな仕事を並行して進行させなければならないので、自分の中で優先順位をつけ判断し進めていくよう心掛けています。

─ 昨年から、『Salesforce』の導入に注力しているそうですね。

はい、社内の業務効率化や見える化、営業力強化を目的とし、『Salesforce』を導入することが決まりました。『Salesforce』は、営業管理ツールとして知られていますが、ウエニ貿易では、営業部門だけでなく全社員で活用し、タスクやスケジュール管理、コミュニケーションのすべてを『Salesforce』上で行うことにしています。メインメンバーとして、導入を任されることになり、各部署からの意見の取りまとめ、社員への周知などを中心に実施しました。

全く新しいシステムだったのでまずは導入をしてみて改善を聞き、要望を取り入れていくという流れを繰り返しを行っています。2020年6月現在で導入して半年ほどですがスピード感を持ち、導入し浸透させることができたと思っています。

─ 大変だったことを教えてください。

はじめは、今まで利用していたシステムが変わってしまうため抵抗ある人が多いかと思っていたのですが、「まずは使ってみよう」という前向きな意見が多く安心しました。一方で、導入してみたら「もっとこうしてほしい」という改善要望が思ったよりも多く届き、一つ一つ反映させていくのが大変でした。

─ 導入してよかったという声が多くあったと聞いています。

そうですね、全社員がアカウントを持っているので、全業務を『Salesforce』に集約することができ、今では『Salesforce』がなければ仕事ができないと言ってもらえることがありとても嬉しいです。

「褒める文化」を醸成するための仕組みづくり

─ 効果としてはどのようなことを感じていますか。

導入後、業務の見える化が進み業務効率化につながったと実感しています。

また、社員間でプロフィールや業務内容の公開ができるため自分の知らないところで「こんなことをしている人がいるんだ」と知るきっかけにもなり、社員同士のコミュニケーションが活発化しているとも感じています。

─ 社員間で感謝バッジを送りあうようになったとか?

『Salesforce』上で、「ありがとう」「応援しています」などの気持ちをバッジとして送り合える機能をつけました。誰が誰に送ったのか、誰からもらったのか、なぜもらったのかも全社員が共有しているため、評価してもらえる嬉しさや誰かの役に立っているというやりがいにつながっています。

リモートワークで孤立しないコミュニケーション基盤に

─ コロナ禍でも「Salesforce」は大活躍したそうですね。

そうなんです。社員の出勤状況が大きく変化した中で「Salesforce」を見れば他の社員の進捗状況や業務の様子が把握できるため、距離的に離れていても業務に支障が出ない状態が作れるようになりました。

チャット機能なども備わっているため社員間のコミュニケーションも取りやすく「一人で業務をしているように感じない」という声もあり、スピード感を持ちコロナ前に導入できてよかったなと思っています。このような特殊な状況下でも生産性を低下させることなく、全社員が有効活用できたということも大きな発見でした。

─ デジタルトランスフォーメーション、大成功ですね。

はい。コミュニケーションの変化は全員が感じています。ただ、業務効率化までは実現できたと思いますが、まだまだ導入段階で、今後は業績にも繋げていけるシステムに成長させていきたいと考えています。

ウエニ貿易で、自分から上司に「こう変えていきたい」と提案をし、断られたことはありません。まずはやってみようと背中を押してもらえるので、自分が提案したことが形になっていくのはとても魅力的ですし、大変ではありますが、今後もチャレンジし続けていきたいです。

宮本(MIYAMOTO)
2017年中途入社/システム部

2017年に中途入社後、販売管理システム、物流システムなど社内の基幹システムの保守運用や機能改善を担うシステム部の一員として奮闘している宮本直樹さん。ウエニ貿易初のデジタルトランスフォーメーション(DX)案件ともいえるSalesforce導入のメインメンバーに抜擢。上司や社員とコミュニケーションを取りながら、常にチャレンジし続けることを大切にしている。

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