『Mizu（ミズ）』で取り組むSDGs

─　『Mizu（ミズ）』の総販売代理店に

2020年6月、ウエニ貿易の取り扱いブランドに新しい仲間が加わりました。その名も『Mizu（ミズ）』。日本語の「水」に由来した、アメリカ・カリフォルニア発のステンレスボトルブランドです。創業者であるユシ・オクサネン氏は、フィンランド代表として冬季五輪で金メダルを獲得するなど、バックカントリースノーボーダーとして活躍。活動を通じ、使い捨てペットボトルが環境に与える悪影響を目の当たりにしてきた経験から、2008年に同ブランドを立ち上げた経緯があります。Mizu社は「1% FOR THE PLANET」に加盟しており、売上の1％を環境保護活動を行う団体に寄付しています。ウエニ貿易も、日本の環境保全に寄与したいという想いから、公益財団法人かながわ海岸美化財団のサポーターになりました。

─　かながわ海岸美化財団とは

公益財団法人かながわ海岸美化財団は、横須賀市走水海岸から湯河原町湯河原海岸までの約150キロメートルの自然海岸の美化を目的として、1991年4月1日に設立。神奈川県の自然海岸の一体的な清掃のほか、学校キャラバンやビーチクリーンアップの開催等による美化啓発、海岸清掃ボランティアへの支援などを行う、日本で唯一の海岸美化専門の団体です。ウエニ貿易は、サポーターとして支援すると共に、ビーチクリーンなどの清掃活動イベントを通して環境美化やエコに関する啓蒙活動を行うことにしました。

逗子海岸でビーチクリーンイベントを開催

─　海洋プラスチックごみについて

当日は11月とは思えないぐらいの晴天に恵まれ、気持ちのいいビーチクリーン日和となり、約70名が参加しました。はじめに、かながわ海岸美化財団の方による紙芝居で海洋プラスチック問題について学びました。1年間で生産されるペットボトルは227億本（2015年調べ）で、そのうち回収されたペットボトルは88.8％。残りの25億本が捨てられてゴミになっています。海岸にあるペットボトルの7割は、川から流れてきており、それは街中で捨てられ、排水溝から海にたどり着いたものになります。つまり、世界中で、毎年800万トン以上のプラスチックごみが海に流出しており、このままでは2050年には海の魚の数よりプラスチックごみが多くなるかもしれないといわれています。海に流れ出たプラスチックごみが何百年も残ると説明を受けると、参加者から驚きの声があがりました。

─　マイクロプラスチックのごみ拾い

ビーチクリーンの必要性を改めて認識した後、全員で海岸に移動し、砂浜の砂をザルを使ってふるいにかけ、小さなプラスチックごみを見つけて集めるという活動をしました。実際に行ってみると、マイクロプラスチック以外にも「釘」などの小さなごみもあり、ゴミ袋３つ分回収することができました。一見綺麗に見えても、砂の中にはたくさんのマイクロプラスチックのごみが埋もれていることに気がつかされた今回の活動、参加者から「意外とごみがある」や「こんなにあるなんて思っていなかった」との声もあり、環境美化に関する啓もうにつながったと実感することができました。

─　参加者にMizuボトルのプレゼント

日常生活でもペットボトル削減に取り組めるよう、参加者にはMizuのボトルをプレゼント。また、心身ともにあたたまるようSTREAMER COFFEE COMPANYのスペシャルラテも提供してビーチクリーン活動を終了しました。今後も、定期的にビーチクリーンイベントを開催し、海岸の美化と啓もう活動を続けていきます。