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    ――大阪支店 Health & Beauty編

相乗効果の源は「意思決定の加速化×確認できる安心感」
――大阪支店 Health & Beauty編

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2020年11月10日

一人で考えていたことを「誰かに伝えること」。そして「誰かと共有できること」。シンプルなコミュニケーションですが、仕事の上では想像以上の結果が得られることも。この秋から新体制となった大阪支店のコスメティック事業部では、仕事の取り組み方が変わったことで、大きな相乗効果が生まれています。一人が二人になることで得られた効果とは。営業担当の二人が絶妙なコンビネーションで話してくれました。

目次

想定を超えるスピードで仕事が進む理由

─ お二人のお仕事についてお聞かせください。

古根:全国展開する量販店の営業として、クライアント本部の担当をしています。香水を担当しており、クライアント本部や店舗と商談をしたり、チームメンバーやアシスタントへ指示を出したり。商品の陳列も行っています。入社以来ほぼ香水メインです。

細井:コスメティック事業部に入りましたが、2019年は当社が新しい商材として注力していたプロテイン(マイルーティンマックス)メインで営業をしていました。今年9月に大阪支店に来てからは、プライベートブランドの香水を担当しています。ナショナルブランドの代理店商品は古根さんが中心で、いかにプライベートブランドの商品を拡販するかが僕の役割です。

─ 細井さんが大阪支店に来られてから、変化したことがあるとか。

古根:これまで大阪支店のコスメ事業部での営業は私一人でした。だから何をするにも一人で進めることが多かったですね。仕事ではスピードと創造性を重視しているのですが、一人で考えて一人でやろうとすると、どうしても時間がかかる。でも細井が来てからは、圧倒的にスピードがアップしました。近い距離にいて、すぐに確認できますからね。「この案件はどうしようか?進めるにはどうすれば出来るか?って」。これが一番大きいですね。意思決定のスピードが格段に上がるので、同じ時間軸であっても、仕事の量が3倍にも4倍にもなります。細井自身の体内時間もプロテインから急激に香水に向いていますね。

細井:たしかに。古根さんは、これまで物事を決めるのにメールやチャット、電話で確認する作業が発生していました。今は二人で本筋を決められるので、スピードも精度も間違いなく上がっています。あと、同じ事業部5名のデスクが向かい合っており、アシスタントとも距離が近いので、何でも共有しやすいですね。

古根:ちなみに大阪支店は毎朝全員でオフィスの掃除を行っています。みんなで一つのことに取り組むこともコミュニケーションの活性化につながっていると感じています。

社内でもお客様に対しても「できない」というワードが存在しない

─ まさに相乗効果ですね。

古根:細井は私の彼に期待していたスピード感をいい具合に超えてくる。「これできる?"できます"」「これは?"できます"」と。しかも客観的に見て違うことは違うと言ってもらえるので、仕事の軌道修正も早い。なかなか言えないですよね、自分より上席者に違うって意見するなんて。信頼関係あってのことだと思いますが、客観的な意見を言ってくれる貴重な存在です。相乗効果についていえば、意思決定のスピードと軌道修正のスピードが上がったことでしょうね。そして、二人の意見を合わせることでより最適な提案ができるようになったこと。その結果が売上につながっているのだと思います。彼に期待できるパーセンテージが日に日に上がっている状態ですから。できないって言ったことないよね?

細井:そうですね。「できない」という返事をしたらそこで終わりですからね。これはお客様に対しても同じです。何かしら求められているからこその問いかけだと捉えています。完全にそぐわないまでも何か返事はできるのではないかというのが僕の考えです。これは周りの人を巻き込んででも。期待があるから任せられているのだと受け止めています。できる限り100%以上で応えたい。そう思って行動しています。

─ なるほど、頼もしいですね。

古根:すぐに返事を返してくれるから、その分仕事を増やすことができます。できるかなぁと一人で考えていた時間がなくなった分、「できる」「できる」が増えていくイメージですね。その積み上げが売上につながっていくのだと思います。近くに頼れる仲間が居て確認しながら前進できる安心感はメチャクチャありますね。

細井:すごく頼りにされているのを感じています。入社してから判明したのですが、同じ中学出身でしたもんね。入社後は東京と大阪で離れていましたが、ずっとお兄ちゃんみたいな存在でした。気持ちの距離感も近いので、言いやすいというのもありますが、何でも言い合えることが相乗効果を生んでいるのかもしれませんね。

大阪支店から大商談会や動画の企画制作が実現

─ 大商談会で初めての企画に挑戦されたと聞きました。

古根:担当する量販店の大商談会で、プライベートブランドの販売企画を手がけました。プライベートブランドはこれまで季節ものの企画に乗せることはあっても、商品自体に何か企画を乗せて販売する方法は行っていませんでした。今回は初めての試みです。

細井:通常プライベートブランドは定価で売るので、ディスカウント企画には乗らないんです。

古根:それが、今回はタイアップ商品として有名人を起用して企画することができました。そもそも、担当する量販店の中で企画を通すことも難しかったのですが、スケールメリットあるならやろうというシニアマネージャーからの後押しもあり、実現することができました。

─ 動画の企画制作も大阪支店で担当されたそうですね。

古根:こちらは細井が昨年注力していたプロテイン(マイルーティンマックス)のプロモーション動画の企画制作です。もともと制作された動画があったのですが、もっと面白い内容に作り直してみないかとお話をいただきました。これも担当する量販店で流すプロモーション動画で、先日愛媛県の松山市で設置してきたところです。基本的にこうした企画や商品開発は全部東京本社で行っていました。そもそも量販店の本部担当を大阪がすることも前例がありませんので、今後は大阪発信で動画の企画や制作も行えたらと考えています。

細井:大阪から企画や制作ディレクションをして東京へ発信するというのは新しい取り組みですよね。 動画の企画制作もそうですが、プライベートブランドの可能性を広げられるよう、商品ポスターを置いたり、ビジュアルマーチャンダイジングを大切にしたりとチャレンジし続けたいです。ウエニ貿易は柔軟性がある会社だと思っているので、今後も仕事の広がりはありそうだと考えています。

ニューノーマルな時代だからこそ、自分達にできること

─ 今後、取り組んでみたいことはありますか?

古根:昨年からプロテインも扱っていますが、入社以来ほぼ香水しかやったことがありませんでした。これからはもっと新しい商材へ携わってみたいですね。商品開発や企画なども、ここ大阪からやっていきたいです。あとはSNSを使った発信もしていきたいですね。これも大阪支店から。これからはコロナとどう共存するか、既にコロナ前の当たり前が当たり前ではないということ。今あるビジネスモデルが通用しなくなったり、新しいビジネスが急激に広がったりという時代です。だからこそ、大阪から企画もSNSによるアウトプットも実現していきたいです。

細井:古根さん、僕が日頃言っていることを全部持っていきましたね(笑)。僕も同じ想いです。ニューノーマルな時代だからこそ、企画やアイデア出しは大阪からもチャレンジできるでしょうし、切り開こうとしているポイントです。個人的な目標としては、もっと周りの人を巻き込んで仕事をしてみたいですね。プロテインの時は、周りへ相談こそできていましたが、自分でどう売るか考えて、行動に移すことが多かったので。チーム一丸となってみんなが思い切り働けるような環境づくりをしていきたいと思います。そして古根さんの爆発力を全社員にぶつけられればと。

細井:あと、愛のないことはやる意味ないと思っています。愛のために仕事をしています!

古根:この発想、僕も面白いなと思っています(笑)。

細井:真面目な話、子供に自慢できない仕事は絶対にしたくないですもん。自分の好きなことや人の役に立てることに愛を感じながら働きたいです。ウエニ貿易の社訓にもありますからね、「仕事に愛を、仕事に情熱を」って。

古根:たしかに。正直なところ細井が大阪に来るまでは必死な毎日で、「愛」とか言われても「はぁ?」という状態でした。一緒に仕事をするようになって「おーおー、愛な!」と思えるようになりましたね。心にゆとりが持てるようになったのだと思います。余裕がないといい仕事はできないですからね。人の役に立てる愛。ニューノーマルな時代の中で、愛のある商品を届けていきたいですね。

細井(HOSOI)(写真左)
2016年キャリア入社/Health & Beauty事業部

前職ではアクセサリーメーカーでバイヤーや商品管理を担当。その後、貿易商社として多くの商材を扱うことができるウエニ貿易へ入社した。当初は大阪支店の採用で面接を受けるも、切望されて東京へ配属。今年9月異動により、4年ぶりに地元関西へ。

古根(FURUNE)(写真右)
2008年キャリア入社/Health & Beauty事業部

前職ではカフェ運営会社に勤務。バックヤードとして総務・人事を担当していた。転職を考えた際、輸入雑貨を扱うウエニ貿易へ興味を持ち、入社。現在は、全国展開する大手量販店の本部担当として、企画にも携わる。

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