ウエニ貿易のブランド戦略が生んだ快進撃
――ZEPPELINが2020年4つのアワードで受賞!
史上初の巨大飛行船"ZEPPELIN号"をイメージしたドイツのクラシカルウォッチ、ZEPPELIN(ツェッペリン)。飛行船の機体をイメージし、ガラスとダイヤルは柔らかなアーチを描くように設計されています。デザインと品質にこだわりながらも、クォーツで平均価格5万円台という価格を実現させているのも大きな特徴。「ドイツ時計において、この品質と価格帯を維持できるのはZEPPELIN(ツェッペリン)だけ」と言われるほどのコストパフォーマンスを誇っています。2010年に日本に上陸したZEPPELIN(ツェッペリン)。目利きの時計ファンに選ばれるブランドに育ち、2020年名だたる数々の賞を受賞した快進撃の裏側にはウエニ貿易の戦略と熱い想いがありました。
目次
ブランドの「想い」を丁寧に届ける
ウエニ貿易は、2017年にZEPPELIN(ツェッペリン)の販売方針の変更を決断します。2010年の日本上陸以来、ファッションウォッチ市場で20代でも購入しやすい価格帯のシリーズのプロモーションに力をいれていましたが、ドイツではフラグシップモデルは36万円のハイエンドモデルを掲げ、格式高いブランドとして評価されています。日本でもZEPPELIN(ツェッペリン)に込められた想い、ドイツの精鋭の職人たちによる品質第一主義へのこだわりを丁寧に伝えるコミュニケーションを増やし、本来のラグジュアリーとロマンを内包するビジネスウォッチとしてブランド育成に力を注ぐことにしました。
日本独自のカタログ制作、ビジネスメディアを通じたコミュニケーション、百貨店でのポップアップフェア開催など数々の施策を投じブランドのこだわりをこつこつと伝え続けた結果、ZEPPELIN(ツェッペリン)は、時計コレクターや有識者をはじめ、販売員や生活者からも評価され、支持を集め続けるブランドへと成長を遂げました。
日本の市場にあわせてカスタマイズ
また、日本市場への適応は、海外ブランドの代理店としての重要な責務のひとつ。ウエニ貿易は、ドイツで発売されているZEPPELIN(ツェッペリン)のベルトサイズが日本市場では長いと判断し、日本用サイズを本国に要望。日本サイズにカスタマイズして販売しています。
さらに、ベストセラーモデルをベースに30~50代のビジネスマンに好まれる機能に集約してリデザインし、ZEPPELIN(ツェッペリン)の日本限定モデルを日本のECマーケットで購入しやすい税込5万円以下で発売しました。今回のMEN'S CLUB「WATCH OF THE YEAR2020」10万円未満部門で第3位に選ばれたのもこのウエニ貿易が企画した日本限定クロノグラフ(7686-5)。多くの時計愛好家の間でそのクオリティとコストパフォーマンスが話題になり、全101本のノミネートから12名の時計賢者によって選出されました。
ドイツと日本の架け橋に
ZEPPELIN(ツェッペリン)は2020年、前述のMEN'S CLUB「WATCH OF THE YEAR 2020 10万円未満部門第3位」をはじめ、「german brand award '20 winner」「FINE BOYS+plus時計 FASHINO WATCH AWARD 2020 女子ウケ部門第2位」「時計屋大賞2020 タイムレス部門銀賞」と4つのアワードを受賞。 この快挙に甘んじることなく、ウエニ貿易は、質実剛健なマーケティング、日本の方々と向き合ったドイツ時計を企画し、今後もドイツと日本をつないでいきます。
ファッションが好き。おしゃれが好き。ファッション商社であり、メーカーとしての顔を持つウエニ貿易の取り組みや最新情報をお届けします。